2011年10月01日 (土) | 編集 |

和田佳奈さんは高知さをりひろばに約10年間在籍されました。
「自分を織る」
「自由に!好きにすきに!」の
城みさをさんの言葉通り、
どの作品も
「佳奈さんそのもの!」
おしゃれで
上品で
カッコ良くて!
情熱的!
病魔に見舞われ、
後半の5年間は再発・転移の恐れがありましたが、
積極的にさをりの行事や研究会に参加され、
前向きに人生を楽しみ、
全うされました。
「人生とは自分を見つけに来たところ」の
城みさをさんの言葉のとおりに
佳奈さんは、再発のおそれのあった時期に
かたるべの森の研究会に参加された後に
「かたるべの森」と「星空」を織ったようです。
「絶織か?」の作品では
彼女の執念と、さをり人生の充実感、達成感を感じます。
おりしも
未曾有の大災害で多くの方々が命を落とされました。
多くの方が生きる希望も失いそうなほどの苦しさに直面されています。
全ての人々が直接に
あるいは間接的にも
「命」と向き合っています。
そんなときだからこそ、
単なる作品展ではなく「遺作展」の持つ意味は、より深いように思われます。
「さをり」の限りない可能性が秘められています。
巡回展企画 高知さをりひろば 代表 舟橋久子
この作品展は全国を巡回しています。
SAORI広島では10月6日(木)まで、
以後は 熊本県阿蘇郡、北海道当麻郡、福岡県久留米市、高知県高知市で開催される予定です。




スポンサーサイト
| ホーム |